2015年4月20日

飴細工の道具・材料

はさみ

和ばさみを使っています。 飴細工は、和ばさみ1本で形をつくり上げることが多いです。 飴を切って伸ばしたり、つまんだりして、 愛らしい表情の飴に仕上げていきます。

電熱器

飴を約80度に温め、ここから飴を取り出し細工します。 以前は炭で温めていましたが、 現在は消防法の関係で、電気で温めています。

ポンプ

ポンプで飴の中に空気を入れ、 膨らましながら形をつくることもあります。 そうすることで、丸みのあるきれいなフォルムを 表現することができます。 膨らます技術はとても繊細で難しく、 この技術を伝承する飴細工師は減りつつあります。昔は口で膨らませていたそうです。

乾燥

飴細工は、飴が熱いうちに形をつくり、 固まるまで逆さにして冷まします。

飴の材料

飴細工の飴は、水飴と砂糖を煮詰めたものです。 卵や小麦粉は使用しておりませんので、卵や小麦アレルギーのお持ちの方でも安心してお召しあがりいただけます。

飴の色

赤・青・黄の三原色の食紅を使い、色を付けています。 青と黄を混ぜて緑にしたり、全ての色を混ぜて茶色にしたり、好みの色をつくることができます。